iPhone8にAppleCare+が必要なのか、不要なのかについて書いていきます。
先ず、結論としてiPhone7よりもiPhone8の方がAppleCareの必要性は高まったと言えます。
理由としては、iPhone8は前面も背面もガラスとなってしまったので、今まで以上にiPhoneを破損する可能性が高まったからです。今までは「iPhoneが割れた！」といえば、それはディスプレイ部分の全面だったのですが、iPhone8からは背面も割れてしまう可能性があります。
それでは、iPhone8はAppleCareに加入すべきなのか？と言われると、それはもう「保険」に対する個人の考え方次第となります。ちなみに、私は以下の理由からiPhone8でもAppleCareは不要だと考えていますが、冒頭で申し上げたように、今まで以上にAppleCare+の必要性は高まった点は認識しながらも、以下の内容もご参考頂ければと思います。
理由1：iPhone8は「IP67」レベルの防水防塵に対応している
iPhone8では、iPhone7と同様「防塵性能」を備えており、確実に壊れにくくなっています。防水により故障しにくくなっただけでなく、防塵により「チリやゴミ」などがiPhone8に混入して故障するような可能性が低くなりました。
理由2：iPhone8は物理的なホームボタンが廃止されている
iPhone8では、iPhone7と同様に物理的なホームボタンが廃止されました。操作性の観点からこれはデメリットかもしれませんが、iPhone8が故障しにくくなったメリットがあります。
今までホームボタン関連の故障が多かったiPhoneにとってそれが解消されたのは大きいです。
理由3：iPhone8を強固に保護するケースとフィルムの存在
一度使ってしまうと他のケースに戻れない最高のケースがあります。それはSpigenのケース。エアクッションテクノロジーにより、本当に強固にiPhone8を保護してくれます。
⇒ iPhone8：カメラレンズも保護するケース、保護フィルム
当方は今まで何度もiPhoneを落下させたことがありますが、このSpigenのケースを使用していれば、落下時の破損をほぼ確実に防げると申し上げられます。逆にいえば、AppleCare+を不要とする場合にはこの強固なケースが必須だと言えます。
理由4：iPhone8購入後の1年間のハードウェア製品の限定保証
AppleCare+は、無料でついている１年間の保証を２年間にするかどうかのサービスですからそもそも１年の保証さえあればそれで良いと考える人が多く、この理由でAppleCareに加入しない人も多いと思います。
すべてのiPhoneには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートがついています。AppleCare+ for iPhoneに加入すると、保証とサポートがiPhoneの購入日から2年間に延長されます
この１年の無料保証を２年にするために14,800円（ 税込15,984円 ）支払う必要があるのがAppleCare+です。もちろん、15,984円を支払っておくことで、例えばディスプレイに損傷が発生しても「 通常の修理代金17,800円 」が「AppleCare+による修理代金3,400円」になる大きなメリットがあります。
画面以外の故障は、iPhone8なら「38,800円」、iPhone8 Plusなら「43,800円」のところをAppleCare+により2年目の故障であっても「 11,800円 」ですむことになります。
とにかく、この2年目の保険に対する考え方次第です。当方はSpigenのケースにすることから今後どのようなiPhoneモデルあっても、AppleCareは購入するつもりはありませんが、当方と同様にAppleCare+に加入しない方は以下の点に気をつけましょう。
1. iPhone8を裸で利用するのは止めましょう！
⇒ 裸で落下させれば破損する可能性が高いです。紹介したSpigenケースをお勧めします。
2. 家族共通の安いサブ機（中古のiPhoneやiPhone SEなど）を持っていることが理想！
⇒ AppleCareに加入しないことで浮いたお金で1つ買っておけば、故障時でも安心です。
3. iCloudまたはiTunesでしっかりとバックアップを取っておきましょう！
⇒ これはAppleCare+に加入している人、未加入の人に関係なく、バックアップを取得しておけば、iPhone7のハードウェア不良時に、代替機ですぐに同じ状態で利用を再開できます。
冒頭で申し上げた通り前面も背面もガラスとなってしまったので、今までよりも破損しやすくなったのは確かです。ですから、今までよりもAppleCare+の必要性が高まったとは思いますが、上記のAppleCare+の不要な理由もご参考頂いた上で、ご判断頂ければと思います。