インフラエンジニア、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアの方に役立つAWS書籍を紹介します。AWSの書籍については、次々と良書が発売されていきますね。
内容紹介の最初に「社内システムのクラウド化を目指す人に!」とありますが、オンプレミス環境からクラウド環境へ移行を検討している方には本当に役立つ書籍だと思います。
■ Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド
SBクリエイティブ社:Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド
書籍:Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド
著者(敬称略):佐々木 拓郎、林 晋一郎、瀬戸島 敏宏、宮川 亮、金澤 圭
単行本:379ページ 出版社:SBクリエイティブ社(2018/1/19)内容:
ECサイトから基幹システムまで、
企業のデータ・サーバをAWSへ移行するための
ネットワーク設計・構築、運用・管理のノウハウを紹介オンプレミス上に構築された業務システムをAWS上に移行するための「サービスの選定」「ネットワーク設計・構築」「サーバとデータの移し方」「運用・監視体制の構築」など。これまで多くの企業にAWSを導入し、コンサルティングフェーズから実際の設計・開発、運用フェーズまでの全行程に携わってきた著者陣のノウハウを凝縮して、一般的な企業にAWSを導入する際のベストプラクティスをお届けします。
目次:
Chapter1 AWSサービスの概要
1-1 AWSとは
1-2 AWSのサービスの全体像
1-3 主なAWSサービスChapter2 全体設計(管理方針と移行計画)
2-1 アカウントの管理の考え方
2-2 AWSと監査証跡
2-3 AWSのネットワーク設計の考え方
2-4 AWSへのシステム移行
2-5 AWS上のシステムの監視・運用Chapter3 アカウント管理と権限付与
3-1 AWSのアカウント管理
3-2 AWSの環境分離
3-3 AWSの権限管理Chapter4 ネットワーク接続の設計・構築・維持管理
4-1 AWSネットワークの全体構成
4-2 ネットワーク設計Chapter5 システム設計とサービスの導入
5-1 AWSサービスを利用したシステム設計
5-2 Web可用性向上パターン
5-3 コンテンツキャッシュパターン
5-4 DB可用性向上パターン
5-5 インメモリキャッシュパターン
5-6 ジョブサーバパターン
5-7 ハイブリッド利用パターン
5-8 ファイルサーバ利用パターン
5-9 大規模データ分析パターン
5-10 インフラ構築を自動化するChapter6 移行テクニック
6-1 移行する資産
6-2 データの移行
6-3 仮想サーバを移行する
6-4 データベースを移行するChapter7 運用監視の設計・実施
7-1 システムを監視する
7-2 システムを運用する
7-3 システムの履歴を管理する
当方はKindle版で購入しました。iPadやKindle Cloud Readerを利用してPCで読む場合には、以下のように両面をきれいに読むことができます。
縦長のアスペクト比率となっているiPhone Xの場合には、文字が小さすぎるだけでなくとても読みにくいです。iPhone7 PlusやiPhone8 Plusなら読みやすいかもしれません。
なお、PCだとディスプレイのサイズにより読みにくい場合もあるかもしれませんが、iPad Proの場合にはくっきりときれいに読むことができます。とても快適です。
Ciscoの書籍もこのような美しい「 固定レイアウト型 」にしてくれると嬉しいのですが。。
それにしてもAmazonレビューでは大絶賛されていますね。本当にお勧めのAWS書籍です。