CCIEの歴史(ラボ試験会場、試験時間・範囲、CCIE Worldwide)

現在、CCIEラボ試験は東京で受験することができますが、かなり以前の話となりますが当初はCCIE R&Sでさえ東京で受験することができなかったはずです。

さらに、現在はCCIEラボ試験は1日ですが、当方がネットワークエンジニアになりたての頃はCCIEラボ試験は2日間試験でした。さらにその際の作業内容として、ラッキングされた機器のケーブル接続も含まれていました。1日目の終了時に採点が行われて、2日目の受験の可否が決定するという流れです。

そのような過去の経緯を考えると、現在の東京会場(ミッドタウンタワー21F)、8時間の試験時間というのは、受験環境という観点からは本当に恵まれた環境であると思います。しかも、現在は「新しい東京CCIEラボへのアクセス」という親切なPDFも公開されています。

https://www.cisco.com/c/dam/en_us/training-events/le3/ccie/exam/pdfs/jp_tokyo_lab_directions.pdf

以前の会場の新宿三井ビルにはいく際には少し迷ったりしたこともあるので、このようなPDF資料は本当にありがたいかぎりですね。CCIEラボ受験者の方はぜひご参考下さい。といってもCisco PSU(Partner Solution Update)に参加していた人はもう体が覚えていると思います。

集合場所のこちらは、Ciscoさんと打ち合わせする際の待ち合わせ場所としてよく利用している場所で、いつも早めにここにきてこのソファーでブログなどを書いていたりしていました。

※  参考:「新しい東京 CCIE ラボへのアクセス」PDF資料の13ページ目の抜粋

ところで、以前は「CCIE Worldwide」というCiscoさんのWebサイトで以下のようにCCIEの取得者数が国ごとに公開されていたのですが現在では公開されていませんね。こちらの画像は約9年ほど前の画像となります。当時は日本のCCIE取得者数は1141名でした。

現在のラボ試験の内容は、仕事でもとても役立つ内容となっておりこの点も良い方向へと改善されました。CCIEラボ試験はトラブルシューティング(2時間)、診断(30分)、コンフィグレーション(5時間30分)の大きく3つの分野で構成されています。

このラボ試験の改定前は、ラボ試験であるのにPCで出題される4問の自由記述形式の問題のOpen-ended Core Knowledge question(30分間)というものがあったのですがあまり評判が良くありませんでした。そのフィードバックを受けて改定がなされたのだと思います。

引き続きCCIEという資格が良い方向への発展していくことを願っています。そして願わくば、もう少しだけ受験費用を下げて頂けると嬉しいです。

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