2018年6月22日に総務省が公表した移動系通信(携帯電話・PHS・BWA)の契約数では、
以下のような結果が得られました。
◆ 携帯電話の契約数は 1億7,009万(前期比+1.7%、前年同期比+4.1%)
◆ NTTドコモが 38.7%
: 前期比▲0.4 ポイント、前年同期比▲1.2 ポイント、MVNOへの提供も含めると 44.0%
◆ KDDIグループが 27.6%
: 前期比+0.4 ポイント、前年同期比+0.9 ポイント、MVNOへの提供も含めると 30.5%
◆ ソフトバンクグループが 23.1%
: 前期比▲0.3 ポイント、前年同期比▲0.8 ポイント、MVNOへの提供も含めると 25.5%
◆ MVNOが 10.6%
: 前期比+0.3 ポイント、前年同期比+1.2 ポイント
つまり、依然としてNTTドコモが首位となりますが、前年同期比プラスとなったのはKDDIとMVNOであり、NTTドコモとソフトバンクは契約者数が減となりました。
ソフトバンクは、NTTドコモやKDDI auよりも安価なプランを提供した時期があったのですがその後、3キャリアの通信費用が横並びになってしまったことから、2014年3月にはKDDI auよりも多い27.9%という時期がありましたが、現在では23.1%まで低下しています。
iPhone利用者や2年ごとにスマホを買い替える人にとっては、トータルコストでは3キャリアを利用する方がお得である点、キャリアが安いプランを提供した点などから、MVNOの契約者数は減るのではないかと思っていましたが、伸び率は鈍化したもののプラスとなりました。