HPE:Microsoft Azure Stack 対応の新製品と関連サービスを発表

日本ヒューレット・パッカードは、ハイブリッドクラウド環境を実現するMicrosoft Azure Stack対応の新製品HPE ProLiant for Microsoft Azure Stack Gen10を6/28に発表しました。

製品を構成するサーバーとして「 HPE ProLiant DL380 Gen10 」を採用することによって、より安全で高パフォーマンスなハイブリッドクラウド環境を提供してくれます。また、同時にAzure Stack導入・運用を容易にするコンサルティングサービスも発表しています。

HPEのプレスリリースでは「HPE ProLiant for Microsoft Azure Stack Gen10」では、以下のようなメリットをユーザーに提供すると紹介されています。

◆ 高パフォーマンス
従来よりも50%ストレージ容量を増加し、1ノードあたり最大120TBの物理容量まで対応可能です。また、メモリー帯域幅が最大66%増加し、仮想マシンのパフォーマンスを大幅に改善します。

◆ 安全性
「HPE ProLiant Gen10」に搭載されているSilicon Root of Trust技術により、昨今問題となりつつある、サーバーのファームウェア書き換え攻撃によるシステム停止を防ぐことが可能となります。

◆ 管理容易性
統合システム監視ソリューション「HPE OneView」を活用することにより、システム全体の監視や、タスクの自動化が可能になります。「HPE OneView」のダッシュボードは、システム全体を監視し、ステータス情報やアラートをリアルタイムで表示し、異常の早期発見が可能となります。

◆ 従量課金モデルの導入
従来、Microsoft Azure Stack導入時は、Azureの利用料に加えて、初期導入時にハードウェアの購入費用が必要でした。また、必要な台数も導入前に決定しなければならず、導入後のパフォーマンス不足が発生することを恐れ、実際の需要よりも多めの台数を購入してしまいがちです。HPEのオンプレミス型従量課金サービス「HPE GreenLake Flex Capacity」を活用することにより、ハードウェアの初期導入費用も、パブリッククラウドのように月額課金化することが可能となります。また、毎月の使用量に応じて支払うことが可能であるため、無駄の無いハードウェア導入が可能となります。

Source:HPEプレスリリース 2018年6月28日
⇒ ハイブリッドクラウド環境を実現するMicrosoft Azure Stack対応新製品と関連サービスを発表

◆ 参考:Hewlett Packard Enterprise – The clear choice for your Azure Stack solution

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