シード・プランニングでは、国内の携帯電話市場に関する動向を調査してその予測を明らかにしました。ここでいう携帯電話端末には、スマホ、PHS、Wi-Fiルータ、IoTモジュール、SIMカードなど通信モジュールを指しています。
Source:http://www.seedplanning.co.jp/press/2018/2018080301.html
2017年度比で4800万契約の増加ですが、その大部分はM2M無線モジュールやIoTモジュールによるものです。これらの通信モジュールは、自動車、ロボット、遠隔監視、ドローンの追跡管理、ホームICTなどに利用されます。
スマートフォンの契約比率が、MNOのサブブランドやMVNOが少しずつ増加傾向にあるような情報をキャッチアップされている方は多いかと思いますが、例えばIoTソリューションに関連した通信モジュールが大幅増加するという予測があることをキャッチアップできていない方は少なからずいらっしゃるかもしれません。
また、このような情報は例えば株式投資をしている方にとっては、通信セクターの銘柄分析の際に1つの参考情報として役立つかもしれません。