NTTドコモ:IoTサービス向け通信方式である「LTE-M」を提供開始

◆ IoTサービス向け通信方式「LTE-M」を提供開始

株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、LTEの一部周波数帯域のみを利用すること等で通信モジュールの低価格化、省電力化を実現するIoTサービス向け通信方式「LTE-M」を、2018年10月1日(月曜)より提供開始いたします。

「LTE-M」は、省電力を目的としたセルラーLPWA(Low Power Wide Area)の一つであり、電池駆動やソーラー電源など、商用電源が取れない状況下でご利用されるIoT機器などにも適しております。

具体的には、機器の遠隔監視や異常検知用途をはじめ、水位や土砂の状態監視、見守り向け位置情報監視、熱中症対策となる暑さ指数(WBGT)監視用途などで月に数KB~十数MB程度の比較的少ない通信を利用されるお客さまにも適しております。

Source:NTTドコモ、報道発表資料 2018年9月26日
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/09/26_00.html

◆ LTE-Mの特徴

LTE-Mは送受信に用いる通信帯域幅を最大1.4MHzに制限すること等により、実装機能・処理量を削減し、端末実装の簡易化を図ることで通信モジュールの低価格化が期待されており、データ通信の効率化、および現在提供中のeDRXと組み合わせて利用することで省電力化も期待できます。

◆ LTE-M利用時の構成例

水位や土砂の状態監視、見守り向け位置情報監視、熱中症対策となる暑さ指数(WBGT)監視用途で、電池駆動、ソーラー電源など商用電源が取れない状況下で利用する場合に適しております。

◆ 提供開始日
⇒ 2018年10月1日(月曜)

◆ LTE-Mのスペック
⇒ 通信最大速度(下り300kbps/上り375kbps)

◆  対応料金プラン
⇒ IoTプラン・IoTプランHS

◆ 提供エリア
⇒ 東京都、大阪府、千葉県の一部エリアから開始
※ 2019年3月末にはLTEと同等のエリアとなる予定です。

◆ 販売および受付窓口
⇒ 全国のドコモ法人営業部門

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