最近では、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンを使用する人が増えてきていますが、なかにはワイヤレス イヤホンを使用していて「使用中に頭痛がする」「使用後に頭が痛い」という方もいらっしゃるかもしれません。本記事は、そのような方にご参考頂きたい内容となります。
先ず、アップル公式サイトの良心的な以下の記事を見て頂けますでしょうか。
アップル公式サイトで「暴露」という言葉が使用されていてドキッとしますが、これは単に、RF Exposure の Exposure を「暴露」と翻訳しているだけなので気にする必要はないです。
注目して頂きたいのは、赤枠部分の記事です。
Source: https://www.apple.com/legal/rfexposure/iphone11,2/ja/
つまり、アップル公式Webサイトでも、RF( 無線周波 )へさらされることを減らすために、スマホを耳にあてて(脳に密接させて)通話などをするのではなく、内蔵スピーカーフォンや付属のヘッドホンを使用して下さい、と注意してくれています。
確かに長時間、スマホを耳にあてて通話した後は少し頭が痛くなる場合があります。もちろんそれがRFの影響なのか、あるいは電磁波の影響なのか、それともスマホ本体の発熱が不快感を招いた結果なのかは定かではありません。
ですが、ワイヤレスイヤホンを使用していて「 頭痛がする 」という人は、RFによる悪影響を受けている可能性が高いと言えます。AirPodなどのワイヤレスイヤホンは、無線電波の送受信機器を耳の中にいれて使用することになります。スマホと頭との間の距離は長くなりますが、結局、無線周波数を出す機器をスマホからワイヤレスイヤホンに交換しただけであり、上記のアップル公式サイトにある「無線周波へのExposureを減らすこと」を実践できていません。
ですから、ワイヤレスイヤホンを使用していて頭が痛くなるという人は、iPhoneユーザーは、付属の有線のヘッドホンを使用した方が良いかと思います。
ちなみに、電磁波や無線周波で体が悪影響を受けることは全くない科学的に立証されていないという業界団体の記事もあれば、医師の立場から電磁波や無線周波は脳、心臓のガン、組織の損傷などの悪影響を与えるという記事もあります。
ということで、アップル公式サイトで公開されている情報をもとに記事を書いてみましたが、要するに、最も重要なことは「自分の体がどう感じているのか」ですから、もし頭痛がするのなら無線イヤホンは止めた方がいいですし、頭痛なんて全くないし、科学的に完全に有害だと立証されない限りは気にしないという方は無線イヤホンを楽しめば良いのだと思います。