MMD研究所は2018年末から2019年1月にかけて「 消費者/個人店経営者から見るキャッシュレス意識調査 」を実施しました。その結果の一部を紹介します。
キャッシュレス化や国の施策:賛成57.7%、反対42.3%
キャッシュレス化の促進、増税に伴うポイント還元など国の施策に対する賛否を聞いたところ以下の結果となっています。
Source:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1788.html
< 賛成意見 >
・ 現金が盗まれるなどの被害が減るから。決算に時間がかからないため、お店などで効率的だから。(10代女性)
・ キャッシュレス化は、決済スピードが早くポイント還元があってお得だと思うため。(20代男性)
・ デジタル世代に優位な政策で、外国人にも受け入れやすい(40代男性)
・ キャッシュレス化を促進すべきという点は賛成だが、現状いくつも規格が乱立して、結果として使える店舗が限定されることをなんとかすべき。ポイント還元のこの策はややこしくなるだけで好ましくない。(50代女性)
< 反対意見 >
・ 個人情報が流出しそうで怖い。(40代女性)
・ もし災害などでシステム障害が発生した場合、決済ができなくなるから。普段であれば便利ではあるが、いざという時の不具合に弱いイメージがある。(20代女性)
・ 詐欺が横行して、色々なトラブルに発展しそうな為。(30代男性)
・ キャッシュレス決済を出来ない人が多数いると思うので、難しいのでないか?これのメリットが分からない。(40代男性)
店舗に導入しているキャッシュレス決済:クレカが70.8%
店舗に導入しているキャッシュレス決済の手段について導入率の高い順は以下となりました。
1位:「クレジットカード/デビットカード」70.8%、
2位:「QRコード決済」30.8%、
3位:「交通系以外の電子マネー」が19.2%となりました。
4位:「交通系電子マネー」が18.4%となりました。
Source:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1788.html