5G電波の周波数の割り当てが行われました。
NTTドコモ、KDDI、Softbank、楽天の4社に割り当てられましたが、ドコモとKDDIに有利な割り当て結果となりました。特に、NTTドコモについては3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯の3種類が割り当てられており、5Gにおいても通信品質No.1になるのは間違いないと思います。
◆ NTTドコモへの5G電波の周波数の割り当て
・ 28GHz帯(400MHz幅 x 1)
・ 4.5GHz帯(100MHz幅 x 1)
・ 3.7GHz帯(100MHz幅 x 1)
◆ KDDIへの5G電波の周波数の割り当て
・ 28GHz帯(400MHz幅 x 1)
・ 3.7GHz帯(100MHz幅 x 2)
◆ Softbankへの5G電波の周波数の割り当て
・ 28GHz帯(400MHz幅 x 1)
・ 3.7GHz帯(100MHz幅 x 1)
◆ 楽天モバイルへの5G電波の周波数の割り当て
・ 28GHz帯(400MHz幅 x 1)
・ 3.7GHz帯(100MHz幅 x 1)
上記の5G周波数の審査結果は、5Gのカバー率や設備投資額などが大きく影響しています。
5年後までの5Gのカバー率は、NTTドコモ 97.0%、KDDI 93.2%、Softbank 64.0%、楽天モバイル 56.1%という内容になっています。
この内容通りであれば、楽天モバイルの通信料金が大幅に安ければ、ソフトバンクユーザーは楽天モバイルへ流れるのではないかと思ってしまいますが、そこはソフトバンク経営陣として何かしっかりとした策があるのでしょう。