◆ 携帯違約金、上限1000円「2年縛り」大幅下げ
政府が検討する携帯電話の利用料を巡る抜本対策が明らかになった。2年契約の途中で解約する際の違約金を現在の9500円から1000円以下にする。通信の継続利用を前提とした端末値引きを禁止して、継続利用を条件としない場合も2万円を上限とする。利用者が乗り換えやすく、安価な端末を選びやすい環境を整え、メーカーと携帯会社の双方に競争を促す。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45856000X00C19A6MM8000/
政府は11日、携帯料金を議論する総務省の研究会に抜本対策を示す。今夏をメドに答申をまとめ、秋までに省令を改正する。
現在、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクとも2年契約の途中で解約すると9500円の違約金がかかる。利用者を対象とした政府のアンケート調査によると、8割を超える人が許容できると答えた違約金の水準は1000円だった。高額な違約金が利用者の乗り換えを阻む要因となっている。
新制度は違約金を最大で1000円とする。他の携帯会社が安価な料金を提示すれば、利用者が他社に乗り換えやすくなる。今年10月には楽天が携帯事業に参入する予定で、携帯大手は経営戦略の見直しを迫られる。
NTTドコモ、KDDIが発表した新プランは今まで30GBを使用していたヘビーユーザーを除いて大きな恩恵を受けられず残念な内容だったかもしれませんが、違約金が9500円から1000円になるのは良いことではないでしょうか。これは乗り換えやすくなります。
さらに、スマホの過剰な割引も通信料金が原資となっていて、当方のように毎年スマホを買い替える利用者ばかりが恩恵を受けることになっていたので、このような問題が是正されることを期待しています。と言いますか、楽天モバイルの価格破壊に期待しています。