格安SIM:2019年シェアランキング 1位 楽天、2位 UQモバイル、3位 IIJ

MM総研の調査によると、2019年3月末時点でMVNO市場の事業者シェア以下となりました。

1位の楽天は、19年10月のMNO参入に向けて店舗数を増やしており、現段階で全国に500店舗以上を展開。ウェブだけでなく店舗でのユーザー獲得にも注力している。UQコミュニケーションズは、今回初めて2位についた。各事業者が獲得の勢いを落とす中、端末ラインアップの拡充やテレビCMの強化などでシェアを伸ばした。

3位のIIJは、法人向けのIoT回線を中心に堅調にシェアを獲得している。18年から提供するフルMVNOでは、SIM開通と休止のコントロールによるコスト削減を訴求するほか、機器への組み込みが可能な「チップ型SIM」など、さまざまな形態のSIMを提供することでIoT用途の積み上げにつながった。

4位以降は、「OCNモバイルONE」のNTTコミュニケーションズ、オプテージ、「BIGLOBE SIM」などを提供するビッグローブという順になっている。

https://www.bcnretail.com/market/detail/20190618_124129.html

◆ 2019年3月末:格安SIM 利用者シェア順位

第1位:楽天モバイル

第2位:UQモバイル(UQコミュニケーションズ)

第3位:IIJmio(インターネット イニシアティブ)

第4位:OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ)

独自サービス型SIMの回線契約数は1312万回線で、2018年3月末時点の1082.8万回線から21.2%増加しました。

1億7615万回線の携帯電話(3G/LTE)契約数で占める契約数比率は7.4%で2018年3月末の6.4%から1.0ポイント増と伸び率は2年連続で鈍化しています。

この要因を大手キャリアの顧客囲い込み施策とサブブランドの販売攻勢、携帯料金値下げを求める政府の指導を受けて、ドコモが2019年からの新プラン提供を予告したことが影響している可能性があります。つまり、新プランに失望して今後格安SIMに移行する人が増える可能性があります。

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