楽天モバイル:料金プランとiPhone新機種の取り扱いはノーコメント、12月には全面的開始か

楽天の決算会見では、料金プランとiPhone新機種に関してコメントが出ていたのですね。
また、スケジュールに関しても言及がありました。

◆ Step1:第1弾では(利用者や機能を限定した)スモールローンチで10月1日に開始
⇒ 人数や制限方法は9月までに詰める。

◆ Step2:11~12月にネットでの申し込みを全面的に開始
⇒ その後、実店舗での取り扱いを始める。

iPhone11を取り扱わない場合でも、iPhone XS、iPhone XRなどを取り扱うのかも注目です。

 楽天は8日、10月1日から始める携帯電話事業について、開始時の利用者数などを制限すると明らかにした。同社はクラウドを使った「仮想化」と呼ぶ新技術を世界で初めて通信ネットワークに全面採用しており、サービスの安定的な運営を優先する。本格的なサービスの開始時期は不透明で、期待される携帯市場での価格競争も先送りになる可能性がある。

2019年1~6月期の決算会見で、三木谷浩史会長兼社長が「サービスは段階的に広げていく。第1弾では(利用者や機能を限定した)スモールローンチで開始する」と話した。人数や制限方法は9月までに詰める。第2弾については、11~12月にネットでの申し込みを全面的に開始し、その後、実店舗での取り扱いを始める予定だ。

クラウド技術を全面採用した通信ネットワークの運用は楽天が世界で初めてとなる。サービス運用時に想定外の障害が生じる可能性もあり、利用者を限定することでリスクを軽減する。三木谷会長は「社内の実証実験では問題はないが、新しいネットワークなので、念には念を入れて取り組む必要がある」と述べた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48375030Y9A800C1TJ2000/

基地局の整備については、10月に完全に間に合うとコメントされています。

4Gネットワークで使用予定の基地局の一部(アンテナとアンプ)
https://news.mynavi.jp/article/20190307-rakuten/2

 一方「東京五輪を控えて工事費が高騰している。基地局の整備に影響が出ていることも背景にあるのではないか」(MM総研横田英明常務)との見方も広がっている。三木谷会長は会見で「基地局の整備は10月には完全に間に合う」と否定した。

携帯業界では楽天の新規参入で価格競争が起きると期待されていた。ただ、楽天がサービス利用者を限定すると、NTTドコモなど通信大手各社からの顧客流出も起こりにくくなり、携帯料金の値下げが進まない可能性もある。

三木谷会長は料金プランに関しては「まだ申し上げられない。競合に手の内を見せるのは良くない」と述べるにとどめた。米アップルのiPhoneの新機種を取り扱うかについては「ノーコメントだ」と話した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48375030Y9A800C1TJ2000/

新しく開通するいわば高速道路であることから、快適に高速通信できるのは間違いないと思いますが、あとは「料金プラン」と「取扱いスマホ」がどうなるのか注目です。

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