2019年9月20日(金)に発売されるiPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 ProMAXはすべて5G未対応ですが、中国市場で取り残される可能性が指摘されています。
◆ 5G未対応の新型iPhone、アップルは中国市場で取り残される恐れも
米アップルは新型iPhoneで第5世代(5G)通信規格への対応を見送ったことで、中国で数年来の規模と見込まれる買い換え需要を取り逃す可能性がある。
アップルは中国携帯電話市場で唯一5位内に入る国外メーカーで、華為技術(ファーウェイ)やオッポ(OPPO)、小米といった国内企業との競争で苦戦している。アイフォーンの最新機種「11」が5Gに未対応であることは差し迫った問題にはならないが、アナリストが予測しているように2020年半ばに中国の携帯電話市場が急速に5G需要に対応し始めれば、アップルは打撃を被る恐れがある。
カナリスのアナリスト、チア・モー氏は、来年下期にかけてアップルが中国での地位を保つのは「極めて困難」だろうと述べ、「5G未対応といったハードウエア面でのデメリットを相殺できるような技術的なイノベーションを、アイフォーン11が提供できるのかどうか、まだ分からない」と続けた。
www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-11/PXNTI66JIJUO01
日本でも2020年に5Gが順次スタート予定です。約半年後には、快適な5G通信サービスが開始されることになりますが、高額なiPhone 11を購入しても使用できません。
◆ NTTドコモ:2020年春サービス開始(予定)
◆ KDDI au:2020年3月サービス開始(予定)
◆ ソフトバンク:2020年3月サービス開始(予定)
◆ 楽天モバイル:2020年6月サービス開始(予定)
また、iPhone 11が5G未対応というだけでなく、引き続きUSB-CをサポートせずにLightningコネクタのままである点、大きなノッチがある点、高額なままである点なども不評であることから日本でも売れない可能性が高いです。
また、日本においては、以下の3つの「デザイン」上の問題からも不評となっています。
■ タピオカカメラ
■ どう見てもボトムズ
■ 集合恐怖症
※ itmediaの「ねとらぼ」でも以下のタイトルで記事が掲載されています。
ボトムズは「装甲騎兵」のメカロボットのことです。
タピオカカメラって言われてるけど まったくタピオカに見えない…
装甲騎兵ボトムズに見える#iPhone11Pro #iPhone11 pic.twitter.com/n6A4ndD1vn— めだまやき🍳変なTシャツ好きマン (@konjikino_jiten) September 10, 2019
驚いたことに、約8割の人がiPhone 11を買わないYahooでのアンケート結果も出ています。
人気順は、iPhone11 → iPhone11 Pro → iPhone11 Pro MAXということで価格の安い順番が人気順となっています。あまりに売れなくて来月には例えば値下げなどの情報がでてくれば、購買意欲が変わってくるかもしれません。
当方はiPhone 4から約9年間、毎年新作iPhoneを買ってきましたが今回は買わない予定です。