批判されてばかりの総務省ですが、音声通話の料金値下げのための今回のアクションはとても良いことではないでしょうか。
現状の格安スマホの音声通話料金が高いのは、14円/30秒と高い料金が起因しています。
◆ MVNOから3キャリアへの料金支払い:14円/30秒の回線利用料
◆ 利用者からMVNOへの料金支払い:20円/30秒の音声通話利用料
これが例えば20円/1分となるだけでも大きな改善だと思います。まさかの実質値上げみたいなパターンとなってしまうとキャリアは信用を失ってしまいますから、さすがに今回はシンプルに値下げされるのではないかと期待しています。
また、格安スマホでも時間制限のない音声通話の定額プランができるようなる見通しであると日経新聞が報じています。
音声通話の回線料は8年間もそのままだということなのでこれは大きな変革となりそうです。
総務省は2019年度中をめどに通話の回線貸し出しに関する基準をつくるとしており、大手3社も総務省のこの方針を受けて、回線利用料の値下げに向けて調整に入るようです。