楽天モバイルの基地局数の最新情報です。総務省の公開情報です。
10月は劇的に基地局数が増加したのに対して、11月・12月からは増加ペースが落ち着いています。前回説明されていた通り、12月末までに「3000局」を達成できるかどうか注目です。
ちなみに、物理的に基地局の設置が完了した地域が即座にこの総務省の公開情報に反映されるわけではありません。東京23区、大阪市、名古屋市以外でも、楽天モバイルの基地局の設置が多数確認されていますが、それらはいくつかの手順を踏んだ後に公開情報に反映されます。
来月下旬あたりからの反映情報が楽しみです。
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力
⇒ 5M00X7W、1842.5MHz、40W ・ 20M0X7W、1835MHz、160W
首都圏は先月の1472局から1776局まで増えています。東京都だけで1471局というのは圧倒的ですが、埼玉県、千葉県、神奈川県でも100を超えてきており順調に増加しています。
続いて、東名阪で最も評判の良い愛知県名古屋市の基地局数です。すべての区で基地局が二桁となっています。前回の318から384にまで増加しています。
続いて関西です。一見すると数が減っていますが、包括免許からスライドしているだけです。関西圏では、大阪を中心に以下の基地局数にプラスして324の基地局があります。
ちなみに、東京都港区は「監視所」であり、横浜市戸塚区が「制御所」であることから、同数の基地局がカウントされています。
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力(20M0X7W、1835MHz、40W)
324の基地局を確認できます。大阪市と東大阪市を中心に、京都市(4局)と神戸市(4局)を確認することができます。
ということで、楽天モバイルの基地局数は2500前後となりました。
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一般に公開されている情報として、残りの大きな課題は「ハンドオーバー」でしょうか、現在S8という接続方式であるため、VoLTEによるハンド―オーバーができませんが、2020年3月か4月にはVoLTEで通話中に楽天モバイルからKDDI網へハンドオーバーできるようになります。