MMD研究所は、スマホを所有している18歳~69歳男女26,624人を対象に、2020年6月26日~6月29日の期間でRakuten UN-LIMITサービスの利用者実態調査を実施されました。
とても興味深いデータが得られています。
先ず、現在契約している通信キャリアについて複数回答で聞いた結果は以下です。
Source:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1872.html
・ NTTドコモ:36.3%
・ KDDI au系:26.5%( auの契約+UQの契約)
・ softbank系:23.3%( softbankの契約+Y!mobileの契約)
・ 楽天モバイル:7.1%
まさか、楽天モバイル(MNO)が「市場シェアの7.1%」も奪ったのかと驚きましたが、当然違います。この楽天モバイルは、楽天モバイル(MNO)と楽天モバイル(MVNO)の合計。
市場シェア7.1%の内訳は、以下の通りです。Rakuten UN-LIMITは29.1%を使用しており、楽天モバイル(MNO)のRakuten UN-LIMITは市場シェアの2.1%だと分かります。
Source:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1872.html
それでも楽天モバイルは快進撃だと言えます。楽天モバイル(MVNO)の契約者は、順次、Rakuten UN-LIMITに切り替えていくことから、NTTドコモは今まで決算発表時のグラフで、「契約者数は増えている」と発表していましたが、これがどのようになるのか注目です。
Rakuten UN-LIMITの利用は、メインスマホが約7割もいるのは驚きでした。
Source:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1872.html
Rakuten UN-LIMITを利用している端末は、AQUOSが最も多いですが、HUAWEIよりもiPhone利用者が多いことも注目すべき点です。
eSIM対応のiPhoneでは問題なく利用できます。iPhoneでの利用方法は以下の記事で紹介。
満足度は高く、約80%の満足度があります。1年間無料という点は非常に大きいです。
当方もiPhoneでRakuten UN-LIMITを利用していますが、大満足です。
楽天モバイルにとっては、契約者が1年後に有料でも契約してくれるかどうかが勝負所。
もちろん、楽天モバイル(MNO)利用者が1年後に、3キャリアの月額5000円や6000円以上の料金プランに戻る可能性は低いと思いますが、UQモバイルやワイモバイル等に移動する人は多いかと思います。2021年に楽天モバイル(MNO)がRakuten UN-LIMIT 3.0としてさらに値下げや複数の料金プラン提示など、どのような対策を講じてくるのか注目です。