楽天の決算発表で通信基地局の進捗状況について報告がありました。
総務省に提出した計画書よりも基地局建設は早く進んでいることが分かります。一方で、20年3月の基地局数 4,738 から、6月の基地局数は 5,739 であり、3か月間で1000局しか増加していないことが分かります。
しかし、電波発射済みの基地局数が5,739であって契約締結済み基地局数は7,487あります。
楽天は「計画の前倒し」を急いでおり、三か月後の決算発表で基地局数の増加数がどうなっているのか注目です。
楽天が本日発表した2020年1~6月期の連結決算は最終損益が274億円の赤字となりました。
最終赤字は東日本大震災のあった11年以来9年ぶりであり、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり消費で売上高は過去最高となりましたが、携帯電話事業の基地局整備などの費用が膨らん結果です。
Rakuten UN-LIMITは高い顧客満足度が得られていますが、有料の2980円になった時にどれくらいのユーザが引き続き利用してくれるのか、2021年は勝負の年になりそうですね。