ドコモ口座:11万失った被害者(現在もドコモ口座のサービス停止しないのは異常)

ドコモの携帯利用者で「ドコモ口座」の存在そのものを知らない人が被害にあいました。

ドコモ口座で被害の男性「サービス停止しないのは異常」 11万円なくなり、慌てて銀行口座解約

NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を利用した不正な預金引き出しが相次いでいる問題で、被害に遭った宮城県の30代男性が毎日新聞の取材に応じた。ドコモについて「セキュリティー対策が不十分だった」と批判し「なおサービスを停止しないのは異常だと感じる」と述べた。

男性は4日、地元の七十七銀行(本店・仙台市)で通帳記入した。すると、「ドコモコウザ」に8月29日、10万円、1万円と2回にわたって送金されていた。残高は846円にまで減っていた。ドコモの携帯電話を利用するが、ドコモ口座という決済サービスは知らず、慌てて銀行口座を解約した。

混乱の中、ドコモに連絡を取ると、担当者から「銀行口座と暗証番号を知っているのは本人以外あり得ない」と主張された。第三者による不正利用の可能性を訴えても「証明できない」と、やり取りは一切前に進まなかった。警察署に相談に行くと心当たりのないフィッシングサイトへの接続歴を質問された。

https://mainichi.jp/articles/20200912/k00/00m/040/260000c

NTTドコモはドコモ口座のサービスは継続させることを決めており、現時点で停止させる予定はありません。従って、ゆうちょ銀行などの銀行口座を持つ人は、定期的に不正な引き出しがされていないかを定期的に確認する必要があります。

また、被害にあっていても被害申告がなければNTTドコモは補償を行わないことから、被害にあった場合にはNTTドコモに連絡する必要があります。

NTTドコモは専用ダイヤルを設けており、被害にあった場合には以下に連絡しましょう。

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