KDDI auのiPhone12はスマートデータモード(高速通信と省電力)に対応

KDDI auの新サービス発表会のなかで、iPhone12を利用する際に「スマートデータモード」に対応すると発表しました。

スマートデータモードは、アプリからの要求に応じて、通信上で帯域幅が必要な場合は5Gに、必要がない場合は4Gに自動的に切り替わる機能のことです。これにより、5G通信利用による過度なバッテリー消費を防ぐことができます。

◆ アップルと協力し、ネットワークの独自機能に対応

さらに、KDDIではアップルと協力して5Gネットワークを最適化し、iPhone 12利用時に高速スループットと長時間バッテリー駆動を両立する「スマートデータモード」に対応すると発表。

髙橋氏は「(スマートデータモードを)サポートするキャリアは世界的に見ても少ない」とKDDIの強みを強調しつつスマートデータモードを活用した「au 5Gエクスペリエンス」を新たに提供すると表明した。

これは、iPhone 12シリーズにスマートデータモードを活用した判定機能を盛り込むことで、データMAXに契約しているiPhone 12シリーズ利用者が5Gエリアに入ると、コンテンツサービスから送信される動画データが自動的に高画質なものへと切り替われるというものだ。

髙橋氏は「5Gの利用体験としては非常にわかりやすく、ネットワークの低遅延化にもつながる。データ使い放題サービスを提供するキャリアにしかできないサービスで、現時点ではauしか提供できない」と強調した。

Source:https://www.businessinsider.jp/post-222436

このような仕組みは当初はiPhone12から適用されて、今後、他機種に導入することを検討しているようです。

◆ auが「5Gエクスペリエンス」
iPhone 12の5G判定機能にあわせたコンテンツ品質をコントロール

KDDIは、5Gの料金プランを使うユーザー向けに、10月23日から5Gエリアかどうか判定して、動画品質のコントロールなどを適用する「au 5Gエクスペリエンス」に取り組む。

16日、説明会が開催され、登壇したKDDI代表取締役社長の高橋誠氏は、iPhone 12シリーズで導入された「スマートデータモード」は、通信事業者とアップルが緊密に連携しなければ実現しないと説明

仕組みとしては、使い放題プランを提供する携帯会社のユーザーがiPhone 12シリーズを使う場合、通信経由で「使い放題かどうか」信号でやり取りする。その結果、ユーザーのiPhoneが5Gエリアであれば、コンテンツサイドがその情報を引き金として、配信する動画を高品質なものに切り替える。

これは、スマートデータモードでのネットワークの判定と、au側の料金プラン情報の活用という2つを組み合わせて実現する。当初はiPhoneから適用され、今後、ほかの機種への導入も検討する。

Source:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1283438.html

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