フルサイズミラーレスのカメラ市場では、2018年時点ではソニー製品が圧倒的なシェアを占めていましたが、2020年9月時点のシェアは以下となっています。(BCNランキング)
キヤノンが全力投入したミラーレスカメラの新製品「EOS R5とEOS R6」の販売が大きく伸び43.9%まで落ちてきたソニーを追い抜く勢いです。
◆ ソニー:43.9%(↓)
◆ キヤノン:34.7%(↑)
◆ ニコン:13.1%(→)
◆ パナソニック:5.8%(↑)
◆ シグマ:2.6%(→)
Source:https://www.bcnretail.com/market/detail/20201025_196566.html
デジカメ市場が縮小しているなか、フルサイズミラーレスが大健闘している理由を以下の通り説明しています。
Go To トラベルキャンペーンなど、カメラにとってプラスの環境が整ってきた上、フルサイズミラーレス一眼の新製品が相次いで発売されているのも好調の一因だ。
キヤノンは、4月にEOS RP、7月にR5、8月にR6を発売。ニコンは、Z5を8月に、パナソニックがLUMIX S5を9月にそれぞれ発売した。10月以降も、ソニーがα7C、α7S III、ニコンがZ6II、Z7IIを発売。消費者の選択肢が一気に広がり、カメラ市場に久々の賑わいが戻りつつある。
7月30日にEOS R5、8月27日にEOS R6が発売されてから、売れ筋ランキングでも上位を独占している状況にありっます。ちなみに、EOS R5が最も人気のあるミラーレスカメラですが、人気がありすぎて品薄状態が続いており、EOS R6が1位となっている状況です。
EOS R5については、キヤノンオンラインショップでも「納期未定」が続いており、現在でも33か月以上待っている人が多くいる状況です。
現時点でEOS R5を超えるミラーレスカメラは存在しないような状況ですが、来年にはソニーがEOS R5を超えるミラーレスカメラを出す可能性が高く、両社の競争が楽しみです。