2020年の国内 携帯電話端末の出荷台数を調査し、その結果をMM総研が発表しました。
ICT市場調査コンサルティングのMM総研は、2020年暦年(1月~12月)の国内携帯電話端末の出荷台数を調査し、その結果を発表した。
2020年暦年の総出荷台数は3246.5万台(前年比2.9%減)となった。内訳をみると、スマートフォン出荷台数が3007.5万台(1.3%増)で2年ぶりの3000万台越え、フィーチャーフォンは239万台(36.3%減)。
スマホとガラケーの合計となる出荷台数は、メーカ別の2020年シェアは以下となりました。
iPhoneが圧倒的なシェアなのは納得ですが、サムスン製品にソニー製、富士通製、京セラ製の国内勢が負けたのはショックです。ちなみに、当方は個人携帯はiPhone一筋ですが、会社携帯ではXperia一筋(買い換えタイミングでも毎度Xperiaを選択)です。
Source:https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=473
SamsungはGalaxy A20/30シリーズの廉価モデルが人気を集めて、富士通はarrowsシリーズとらくらくスマートフォンがスマホ初心者向け端末として人気を集めたようです。
ガラケーを抜きにして、スマホだけの出荷台数は以下となりました。やはりスマホだけを対象とした場合にはXperia人気により、ソニー製は順位を上げてきます。
Source:https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=473
5Gスマホの出荷台数は625.3万台であり、スマホ全体の20.2%となり少しずつ着実に普及しています。ここまで普及した最大の要因は5G対応スマホであるiPhone12です。
2021年春は価格を抑えた5G対応のAndroidスマホも複数発売されて普及が進みそうです。