パブリッククラウドに接続可能なクラウド接続サービスを提供開始
~ 安全・安心のハイブリッドクラウド環境をワンストップで提供 ~
・ 2021年3月8日 キヤノンITソリューションズ ニュースリリース
キヤノンITSは、自社グループが運営する西東京および沖縄データセンターからパブリッククラウドまで、専用線で接続するクラウド接続サービスを2021年3月8日より提供開始します。
近年、多くの企業がDX推進を加速させるため、クラウドサービスの利用範囲はますます拡大しています。クラウドサービス提供ベンダーは、その期待に応えるべくさまざまなサービスを立ち上げており、企業はそれらのサービスを組み合わせて活用するとともに、自社システムとスムーズに連携させるため、ハイブリッドクラウド・マルチクラウドといった構成を採用する事例が増えています。
しかしながら、複数のクラウドサービスを安全かつ安定して連携するためには、双方のサービスを専用線でつながなければならず、クラウドサービスごとに用意する回線・機器などのコストは無視できないものとなります。また、維持管理面でもそれぞれのクラウドサービスごとに精通した技術者を配置する必要があり、人材確保の点においても課題となっています。
このような課題に対応するため、キヤノンITSは主要なパブリッククラウドへ専用線接続可能なクラウド接続サービスを、西東京および沖縄データセンター、自社クラウドサービス「SOLTAGE」をご利用のお客さまに提供開始します。本サービスは、パブリッククラウドへ接続する専用線サービスと、キヤノンITS専任技術者による設計・維持管理で運用コストの低減が図れるマネージドルータサービスを合わせて提供します。
キヤノンITSではこれまでもデータセンターサービス、クラウドインテグレーションサービスを提供してきました。今回提供を開始するクラウド接続サービスを組み合わせることで、ハイブリッドクラウド環境の構築をワンストップで提供し、お客さまのデジタルビジネスを加速させます。
クラウド接続サービスの特長
◆ 帯域保証型かつ高速通信
パブリッククラウドへ専用線で直結、高品質なネットワーク接続が可能。
◆ 安心の三重冗長構成
専用線冗長構成に加え、高品質で高速なインターネットVPN接続による第三の経路を備えた高信頼構成が可能
◆ 利用開始までの手続きは簡単
BGPによる高度な冗長設計やルーター設定・機器の準備も不要。手配に数か月費やすこともなく短期間で利用開始が可能。