NTTドコモは総務省からの指摘を受け、問題となっている解約金留保を2021年秋に廃止することを表明しました。「競争ルールの検証に関するワーキンググループ」の第16回会合で表明しています。
改正法施行が2019年10月であり、解約金留保を終了させるのが2021年秋(10月頃)であれば多くのドコモユーザーがその10月に2年縛りの解約金留保が終了することもあって、イメージアップのためにも踏み切ったようです。
KDDI auとソフトバンクでは、2019年10月1日から解約金の値下げや、解約金の完全な撤廃を行っていましたが、ドコモだけ「解約金留保」という概念を残し解約金が発生していましたが2021年秋からはドコモでも「解約金留保」がなくなることになります。
公平な競争実現のために、多くの識者もこの保留解約金については大きな問題であると指摘していましたが、ようやく問題解決となり利用者にとっては朗報であると言えます。
参考までに、当方の契約満了月は2021年5月31日であることから、5月1日以降から解約金0円で解約やMNPを行うことができます。