CCO(cisco.com)でのコマンドの調べ方

Ciscoコマンドを厳密に調べたい場合、検索サイトなどで検索するのではなく、Cisco.comのCommand Referenceで調べることが大切です。今回はコマンドの調べ方を紹介します。

CiscoコマンドはIOSバージョンにより、新しい機能が追加されていたりその動作内容が異なる場合があるので、ある特定のバージョンのCiscoコマンドの動作を厳密に知りたい場合には、以下で紹介する方法(オーソドックスな確認方法)で確認することをお勧めします。

◆ Step1:www.cisco.comにアクセスして「Support」を選択。

◆ Step2:「Networking Software」を選択。

◆ Step3:例えば「IOS 15.6 M&T」のCiscoコマンドを知りたい場合、15.6M&T を選択。

 は

◆ Step4:「 Command References 」を選択。

◆ Step5:例えばBGPで使用する「 aggregate-address 」コマンドを調べたい場合には、以下の「IP Routing」の技術項目に存在するので、以下のコマンドレファレンスを選択。

◆  Step6:「aggregate-address」コマンドは「a」から始まるので、以下を選択。

◆ Step7:以上によって、コマンドの詳細を知ることができます。コマンドのオプション値、デフォルト値、コマンドヒストリー、ガイドライン、Examplesなども確認できます。

こんなに色々と選択していくことは慣れるまでは手間かもしれませんが、特定のバージョンのコマンドを厳密に知りたい場合には、とても重要な確認方法です。といっても、当方も全てをこの方法で調べているのではなく、すぐにちょこっと知りたい場合には、自分のWebサイトを見る場合もあります。このコマンドは「BGP – aggregate-addressコンフィグ設定」で解説。

ただし、お客様からの問い合わせがあったり、自分で認識している意図した動作をしない場合には、必ずこの方法で調べています。もっと効率的な確認方法などもあるかもしれませんが、今回紹介した確認方法もご参考頂ければと思います。

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