AppleCare+（アップルケアプラス）は、iPadには不要であると思う理由を書いていきます。
なお、ここでいうAppleCare+とは、正確には「AppleCare+ for iPad」のことであり、税込10152円が必要となるハードウェア製品保証サービスにおける延長サービスのことです。
AppleCare+ for iPadは、とても素晴らしいサービスでありますが、1万円が必要ということもあり、正確には「不要」というよりも「コストに見合わない」ということです。
2017年3月31日に発売される新型9.7インチiPad（いわゆるiPad Proの廉価版）においては、特に不要であると個人的には思っていますが、その理由は大きく3つあります。
AppleCare+が不要な理由１：1年間は無料で製品保証がある！
先ず、AppleCare+ for iPadの説明を読んでみましょう。
説明のとおり、そもそも無料で1年間はハードウェア製品保証、90日間の無償電話サポートがついているのです。AppleCare+は、この1年間を2年間に延長できるサービスです。
つまり、初期不良などにも当然対応してくれますし、1年間の無料の製品保証サービスで十分ではないかと考えており、追加で1万円も支払う必要はないと考えています。
AppleCare+が不要な理由2：電話でないiPadは緊急性が低い！
iPhoneの場合、それが故障すれば電話ができないということで緊急性が高く、AppleCare+のサービスはiPadよりは有効であると思いますが、iPadの場合、それを仕事で使用していないのなら、例えば修理せず次の新製品が出るまで待つとか、色々と選択肢が生まれると思います。
また、サポート期間の短いApple製品を5年以上使うという人は少ないと思いますし、使用してから12か月間は故障せず「 13か月から24か月目の範囲でピンポイントで故障 」するというのでしたら、もう運が悪かったいいますか、新製品を買いなおした方が良いのかもしれません。
AppleCare+が不要な理由3：1万円という価格が高すぎる！
例えば、今回の9.7インチの新型iPadは、Wi-Fiモデルの場合は税抜37,800円となりますが、この約4万円の製品に対して、保証期間の延長料金が1万円はバランスが悪くないでしょうか。
今回発売される廉価版の9.7インチiPadではなく、例えば後に発売予定の10.5インチiPad Pro2の128GBモデルなどで10万円近くする製品に対して、AppleCare+ が1万円ならまだ理解できるのですが、Wi-Fiモデルを税込40824円で購入して、2年目にハードウェア不良が発生して、修理に1万4552円（延長料金＋修理サービス費用）を支払うのは少し高いと思います。
今回の廉価版iPadのAppleCare+が4000円くらいなら、とてもお勧めしていたと思いますが、以上の3つの理由から当方はAppleCare+が不要ではないかと考えていますが、人によって様々な考え方がありますし、1つの意見としてご参考頂ければと思います。
AppleCare+に加入しない（購入しない）方へ
AppleCare+を購入しない場合、ハードウェア不良が発生しないように大切に使うことが重要です。そのためにも、液晶保護する強化ガラスフィルムやケースカバーは必ず装着するようにしましょう。iPadを裸で使うのだけは絶対にお勧めしません。
9.7インチ用として売上ランク上位の「液晶保護する強化ガラスフィルム」はこちらです。
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9.7インチ用であれば、9.7インチiPad Proでも今回の新型iPadでも同じガラスフィルムが使用できるようですが、カバーケースについては注意が必要です。新型iPadは廉価版ということもあって、厚さが「7.5mm」もあります。ちなみにiPad Proの厚さは「6.1mm」です。
カバーケースは、iPad Air2専用ケースなどではこちらのメーカー商品が人気でしたが、新型9.7インチのiPad用のこの商品はまだレビューが出ていないので、レビューを待った方がいいかもしれません。9色あるので必ずお気に入りのケースがあるかと思います。
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AppleCare+を購入しても、購入しなくても、iPadは大切に使うことが大切ですよね。