iPhone7 SIMフリーでは、次のタイミングでWi-Fiネットワークへの接続が必要となります。
- iPhone7セットアップ時において、アクティベート処理を実行する時
- 格安SIMカードを利用するための構成プロファイルをダウンロードする時
- iOSをアップデートする時
キャリア機のiPhone7の場合、上述の「1」は4G通信でアクティベート処理を実行できます。「2」については格安SIMではないので不要です。つまり「3」についてだけ必要ですが、docomo、au、softbankが提供するWi-Fiに接続すればよく、特に困ることはないでしょう。
一方、SIMフリー機のiPhone7の場合、格安SIMを提供する事業者によりWi-Fiサービスの提供もありますが、Wi-Fi提供があっても事前にiPhone7のWiFiアダプタのMACアドレスの登録が必要であったり、Web認証を実行してからでないとWi-Fiを利用できないケースもあります。
そのため、iPhone7 SIMフリー機を利用する場合は上述の「1、2、3」を実行できるWi-Fi環境を確保できているかどうかが重要です。iPhone7 のWi-Fi接続パターンは大きく次の3パターンがありますが、上述の特に 1、2 を実行できる状態なのかを事前にしっかり確認しましょう。
・ パターン1の無線LAN接続:
iPhone7セットアップ時のアクティベートの実行、格安SIM利用に必要な構成プロファイルのダウンロード、iOSのアップデートなど全てにおいて確実で、通信容量も気にしなく良い方式
・ パターン2の無線LAN接続:
iPhone経験が長い人やIT技術にある程度詳しい人なら大丈夫ですが、事前確認をしっかりと。
・ パターン3の無線LAN接続:
iPhone7セットアップ時のアクティベート実行、格安SIMの構成プロファイルのダウンロードで利用する分には問題ありませんが、iCloud経由でバックアップの復元を実行するのは止めましょう。かなりの通信容量を消費してしまうだけでなく、失敗する可能性もあります。
私は、このパターン3の方法でアクティベート実行と構成プロファイルのダウンロードを実行しバックアップの復元はiTunesを利用しました。iTunesでのバックアップと復元は簡単です。