JALでは飛行機内で、無料の Wi-Fi によりインターネット通信が可能です。
iPhone、iPad、Android、PCで利用できます。JAL Wi-Fi の利用の仕方は以下の通りです。
Step1:iPhoneの場合「設定」⇒「Wi-Fi」を表示すると、次の通り「 gogoinflight 」が表示されるので、それを選択します。
Step2:SafariをタップしてWebブラウザを起動します。そうすると、自動的に以下の画面が表示されるので「無料インターネット接続」をタップします。
Step3:Gogoアカウントに登録したユーザ名とパスワードを入力すれば、Wi-Fi通信が利用できるようになります。新規登録の場合は、この画面下の「新しいアカウントを作成」で簡単に登録できます。事前に登録しておきたい場合は以下のURLからアカウントの作成も可能です。⇒ https://www.jal.co.jp/dom/wifi_free/index.html
JALWi-Fi(gogoinflight)速度、動画、セキュリティ、つながらない原因
◆ JAL Wi-Fi の通信速度
JAL Wi-Fiの通信速度を測定してみました。
結果は以下の通りです。なんと「速い!」と思うかもしれませんが、地上におけるWi-Fi通信のように速くはありません。上空でのWi-Fi通信の場合には、飛行機内に設置された無線LANの無線アクセスポイントで無線電波を終端してから、飛行機内の無線通信機器から色々な機器を経由して衛星と地上とを通信するので、快適なWi-Fi通信は期待できません。
実際に利用してみて「カクカク」してましたし画像の表示なども遅かったです。ということで快適な動画参照というのは期待できませんので、メールチェックや、ちょっとした情報収集を行うためのインターネットという位置づけで利用すれば、ストレスなく気持ちが楽です。
◆ JAL Wi-Fi のセキュリティ
以下は無線LANの電波調査の結果ですが、Wi-Fiセキュリティは「 Open認証 」であることが分かります。つまり、スタバのWi-Fiと同等のセキュリティレベルとなります。
通信解析を行ったところ、JAL Wi-Fiを利用しているiPhone、iPad、Android、PC、ゲーム機などのでMACアドレス情報などは第三者にも分かってしまいますが、各個人がどのような通信を行っているのかまでは普通の人には分かりません。不安な人は会社のPCなどを利用して通信をしないようにしましょう。
◆ JAL Wi-Fi のつながらない原因
JAL Wi-Fiでは「離陸の約5分後から着陸の約5分前まで利用頂けます」と説明がありましたが実際には、離陸の約10~15分後くらいから利用できました。途中でWi-Fi通信が利用できなくなる場合もあり、その場合の原因は以下の通りです。
・ 航空機が衛星の切り替えを行っている。この場合は数分後には利用が再開できる。
・ 衛星のサービスエリア外を飛行している。この場合は少し待つ必要がある。
・ 航空機が3,000m以下を飛行しているか、操作上の都合により衛生から信号受信が中断されている。この場合、巡航高度に近づいたら利用を再開できる。
以上の通り、地上にいるような快適なWi-Fi通信は難しいですが、動画参照などではなくて、適度な情報収集のためのインターネット通信やメールを参照などは問題なく利用できますし、正直、当方はかなり嬉しかったです。メールチェックなどは本当に助かりました。