5G:通信速度10倍の「5G」は2019年3月末にも周波数割り当て

通信速度が10倍程度になる次世代の通信規格「5G」について、携帯大手3社は来年にも一部の地域で試験運用を行う計画です。これを受け石田総務大臣は、来年3月末にも5G用の周波数の割り当てを検討する考えを示しました。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3社は次世代の通信規格「5G」について、当初の予定よりも1年前倒しして、来年にも一部の地域で試験運用を行う計画を示しています。

これについて石田総務大臣は記者会見で「早期に5Gのサービスを供給できるように期待していきたい。携帯各社へのヒアリングを踏まえて、2019年3月末に5G用の周波数を割り当てることを目指して検討をしていきたい」と述べました。

5Gは現在の4G=第4世代の通信規格よりも速度が10倍程度速くなり、自動運転やIoTなどが普及する時代に大きな産業インフラになることが期待されています。

5Gをめぐって携帯大手3社のほか楽天が2020年の実用化を表明しています。

Source:
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181005/k10011659521000.html

総務省も10月3日にNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天に事業計画のヒアリングを行っています。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクについては、2019年からはいよいよ5G時代となりますね。楽天については1年遅れとなりますが、2020年から5Gのサービスを開始予定です。

◆ 5G、来年から一部開始=携帯大手3社が前倒し

総務省は3日、携帯電話の次世代の高速通信規格「5G」の実用化に向けて、携帯大手3社と楽天に事業計画のヒアリングを行った。NTTドコモなど大手3社は従来の想定を1年前倒しし、東京五輪・パラリンピック前の2019年中にも一部サービスを開始する方針を示した。

5Gは、現行規格「4G」の数十倍の速度で大容量データの送受信が可能になる。総務省は、こうした特長を生かした各社のサービスを把握するため大手3社と楽天に調査を行った。

大手3社は19年にも5Gに対応した端末の貸し出しや、通信エリアを限定したサービスの試験提供などを行う。19年秋に携帯事業に新規参入する楽天は20年に5Gのサービスを始める。(2018/10/04-00:00)

Source:https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100400001&g=soc

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