2020年10月の楽天モバイルの基地局数の最新情報、総務省の公開情報です。
関東圏の基地局数は前回の4701から4861まで増加しました。関東圏では増加スピードは落ちていますが、全国的には着実に基地局が広がっています。3キャリアに追いつくのはまだまだ厳しい状況ですが、あと4~5年もすれば良い状況になっていると思います。
参考までに、2018年時点でNTTドコモの基地局は34万、KDDI auは15万+6万(UQ)、ソフトバンクは24万となっています。
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力
⇒ 5M00X7W、1842.5MHz、40W ・ 20M0X7W、1835MHz、160W
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力
⇒ 5M00X7W、1842.5MHz、40W
中部圏ですが愛知県の基地局数は基地局数が減ったのはなく、包括免許から移行しているだけです。先月に比べて、岐阜、静岡、三重で増加がみられます。
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力
⇒ 5M00X7W、1842.5MHz、40W
続いて関西です。東京都港区は「監視所」であり、横浜市戸塚区が「制御所」であることから同数の基地局がカウントされています。また、関西の場合、包括免許以外で多数の基地局数を確認することができます。※ 大阪、京都の基地局も減ったのではなく、包括免許から移行。
滋賀県と奈良県でも順調に少しずつ増えています。今月から和歌山県も確認できます。
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力
⇒ 5M00X7W、1842.5MHz、40W
関東、東海、関西に続いて基地局の多い北海道です。先月の176から223にまで増えました。
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力
⇒ 5M00X7W、1842.5MHz、40W
九州地方は福岡県を中心に大幅に増えています。先月の40から、137局となりました。
◆ 電波の型式、周波数及び空中線電力
⇒ 5M00X7W、1842.5MHz、40W
今月から東北地方も紹介します。青森、宮城、秋田、山形、福島で合計83局となりました。
※ 包括免許以外では基地局数1004から1613へと609局増加しました。
ちなみに、2018年度時点では3キャリアの基地局数、契約者数は以下となっていました。
Source:https://mainichi.jp/articles/20190907/ddm/002/020/032000c
あとは、楽天モバイルはプラチナバンドを得られない限りは、無料期間が終了する2020年4月の大量解約は不可避の状況ですので、何とか新たな周波数帯を得てほしいところです。