◆ NTTドコモのiPhone6/6 Plus - 端末価値が高い理由
NTTドコモのiPhone6/6 Plusは、SIMフリーのiPhone6/6 Plusの次に、SIMフリーな位置づけにあります。
それは、ほとんどのMVNOの格安SIMをSIMロックの解除なしに利用できる端末であるからです。MVNOの
格安SIMといっても実質的にはNTTドコモのネットワークを使用しているので、そのまま利用できるのです。
同一キャリアでのSIMカード差し替えによる利用前提は、同じタイプのSIMである事と、同じ通信方式で
あることです。つまり、同一キャリア内であっても、iPhone5のnano-SIMをiPhone6/6 Plusで利用可能
ですが、iPhone4のmicroSIMをiPhone6で利用することはできません。SIMカットはお勧めできません。
SIMについては、標準SIM、microSIM、nanoSIM、SIMロック、SIMフリー、格安SIM をご参考下さい。
当然ながら最も端末価値の高いiPhoneは一番左側のSIMフリー機ですが、このSIMフリーiPhoneは安く
入手することはできません。一方、キャリアのiPhoneは下取りキャンペーン時やMNPで安く入手したり
キャリアが在庫を抱え始める2月以降はdocomoショップ等で安く入手することができる場合もあります。
※ iPhone5sの場合、MNPで「実質0円」ではなく「一括0円」で放出したショップもあります。決算間近の 1〜3月 が狙い目!
◆ NTTドコモのiPhone6/6 Plus - SIMカードの差し替え検証
下図の通り、現在iPhone5sとiPhone6 Plusには購入時に挿し込んであったSIMカードを使用しています。
これをiPhone5sに挿し込んであったSIMカードをiPhone6 Plusに挿し込み、iPhone6 Plusに挿し込んで
あったSIMカードをiPhone5sに挿し込んで使用できるかを確認します。結果、それぞれのiPhoneの電話
番号が入れ替わった状態になり正常に使用できました。つまりL2SIMロックが当然ないことが分かります。
◆ iPhone6/6 Plus - 2年後(毎月の割引の終了後)にすべきこと
NTTドコモ、KDDI au、SoftbankでiPhone6を
購入した方は毎月の割引が2年続きますが2年後に
その割引がなくなります。契約を継続した場合は
最低で月額7000円以上を支払う必要があります。
それゆえに、まさかそのまま契約を継続する人は
少ないと思います。※音声通話が多くて、長期の
ユーザーにとっては契約継続の選択肢はありです。
音声通話が少ない人は、以下の選択肢のうち
パターン1を選択することにより、スマホ料金が
永続的に月額2000円前後で済むことになります。
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割引終了後の選択肢 |
説明 |
費用 |
@ 3キャリアではなくMVNOと契約 |
月額2000円前後でOK。例えばdocomoのスマホなら端末費用も不要。
⇒ 音声通話が少ない人、キャリアメールが必要ない人に最適な選択肢。
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○ |
A MNPで異なるキャリアと契約 |
月額4000円前後でOK。MNPで契約したキャリアで新規端末費用が必要。
⇒ 2年毎に新しい端末が欲しい人、無料の音声通話が必要な人に最適。
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△ |
B 引き続いて同じキャリアと契約 |
月額7000円以上が必要。新規の端末費用は不要。
⇒ 無料の音声通話が必要な人、10年以上の長期ユーザの人に最適。
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× |
AとBの選択肢は2年間の費用で見るとそれほど差はないのですが、Aの選択肢の場合は、新しいスマホを
入手できる大きなメリットがあり、それを予備機としたり下取りに出したり、その点を含めるとAの方法が
Bより少し安上がりになります。そして、2年ごとに最新のスマホを使用できる大きなメリットがあります。
従って、Bの選択肢は10年以上の長期ユーザで長期割引が適用されている人のみが選択するような内容です。
そして最もお勧めの選択肢が@です。MVNOが成熟してきたのです。音声通話も問題なくできるようになり
docomoの快適なネットワークを利用できるので品質も問題ありません。さらに2014年10月から同じ料金で
データ通信のサイズが1GBから2GBへ増量されました。もはやMVNOを選択しない手はありません。現在の
スマホがdocomoのiPhoneの場合は、下図のように、そのままdocomoのスマホを使用することができます。
docomo以外のKDDI auのスマホやSoftbankのスマホは、MVNOでそのまま使用できない機種がほとんどなので別途端末が必要。
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